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2009-08-27

我が英語力の無さを嘆く

今日研究室のポスドクの方(中国人)に「自分は帰りたいのだが、居室に他の人がいない。部屋を閉めていったほうがよいか。」というようなことをきかれました(英語で)。
そこで「彼は食事に行っている。部屋の鍵は閉めなくてよい。」と、答えようとしましたが、情けないことに「食事に行く」の英語が出てこなかったのです。うーん、「買い物に行く」はgo shoppingだけどgo eatingなんて言わないよな・・・。仕方ないので当てずっぽうで「He goes to dinner.」と答えたのでした。まあ、言いたいことは伝わりました。

調べてみると、go to dinnerは食事に行く、という意味で正しかったようです。でも、やっぱり駄目なのです。時制がおかしい。その人は食事に行って今部屋にはいないのだから、「He has gone to dinner.」でしょう。

こんな中学生レベルの英語も満足に出てこないというのは、結構絶望的な気持ちになれます。

よく日本人は英文法はできても、英語をしゃべることはできない、等と言われます。なぜでしょうか。思いついたことを書いてみます。

まず、文法はわかるとは言ってもほとんどの人は実際に使えるほどには身についていないということ。上記の僕の時制の間違い然り。こんなものは試験だったらみんな間違えないのでしょうが、会話だとつい言ってしまいがちです。

単語は知っていても、「その単語を使って、こんな言い回しが可能なのか」ということが判断できない。やはり上記の例だと(結果的には正しかったが)、僕はgo to dinnerという言い回しが可能かどうか自信が持てませんでした。goにしろdinnerにしろ誰でも知っているような単語なのですが、これらをつなげると途端に怪しくなります。もちろん知っている人にとっては何でもないのですが、知らない人にとっては永遠にその言い回しは使えないということです。こういうものは一つ一つ使える例を自分で増やしていくしかないのでしょう。

ちょっと話はずれますが、日本人は発音が苦手というようなことをよく聞きます。思うにこれは単に訓練不足ではないでしょうか。辞書にはせっかく発音記号が載っているのに、わざわざカタカナ発音を書き込んだり。日本語にない発音を練習してみようとしない。単語は覚えても発音、アクセントは気にしない、といった感じです。

何だかんだ言って、こういうものは少しでも練習を積み重ねるしかないのでしょう。

なお、以上の考えは、「國弘流英語の話しかた」(Amazonにリンク)という本の影響を大いに受けております。

2009-08-09

-meterで終わる単語のアクセント

標題の内容の記事を書こうと思ったのですが、Googleで検索したらすでにわかりやすくまとめられているブログがあったので、そこへリンクするにとどめておきます(手抜き)。

meter: やまちゆうの英語ブログ

-meterで終わる単語は、測定器か長さの単位であるものが多いのですが、前者の場合、多くの単語はmeterの直前の音節にアクセントがきます。

thermometer(温度計)
θәrmámәtәr
barometer(気圧計)
bәrámitәr
altimeter(高度計)
æltímәtәr

測定器具ではありませんが、diameter(半径、daiǽmәtәr)もmeterの直前にアクセントです。

一方、長さの単位の場合は接頭辞部分の最初の音節にアクセントがあることが多いようです。

centimeter(センチメートル)
séntәmiːtәr
millimeter(ミリメートル)
mílimәtәr

kilometer(キロメートル、kilámәtәr)は例外で、meterの直前にアクセントがつくようです(ただし、kíの部分にアクセントをつけることもあるらしい)。また、micrometer(マイクロメートル、マイクロメータ)は辞書を引くとmaikrámәtәrと発音すると書いてあったので、これも例外なのかなと思っていたのですが、リンク先の記事によると単位として使う際は普通にmáiにアクセントをつけるようです。測定器具のマイクロメータ(薄いものの厚さ等を測れる器具)を言う際にはmeterの直前にアクセントなのでしょう。

いやあ、それにしても面白いブログを見つけました。ブックマークしておこうっと。

2009-08-05

美しいです、という言い回しについて

ちょっと前に日本語ブームだとかで色々本が出ていた時期があったが、その中の一つに「問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?」Amazonにリンク)というのがあった。

買ったり、図書館で借りたりしたわけではなく、本屋でちょろっと立ち読みしただけだったのだが、なかなか面白かった記憶がある。僕は割りと昔から「正しい敬語の使い方」だとか「間違った日本語」だとかいうテーマについて色々理屈をこねくり回すのが好きだったので、こういう本は大好物だった。

この本の中で、標題の言い方について説明があったが、もはや立ち読みしたのがだいぶ前のことなのであまり内容を覚えていない。僕の中学校以来の文法知識で解説を試みると以下のようになる。なお僕は特に国文法に詳しいわけでも何でもないのであまり真には受け取らぬよう。

「美しい」というのは形容詞「美しい」の終止形(あるいは連体形)である。よって「美しい。」で終わるか「美しい~(体言(名詞等))」のように続くのがあるべき姿である。しかるに「美しいです」では終止形である「美しい」の後に助動詞(用言)である「です」が続くことになって、文法的にはつながらない。
正しく言うとすれば「美しゅうございます」(「美しゅう」は連用形「美しく」のウ音便)である、というように本の中では展開していたような気がする。

とはいうものの、現在では「美しいです」のように「(形容詞の終止形)+です」の形はごく普通に使われる言い回しである(不自然だという印象を持つ人もいるらしいが)。本の著者も厳密には誤りであっても世の中がそれを受け入れるようになっているならば、正しい日本語として定着させてよいのでは、という立場で説明していた。
僕もこういうことは頭の中で考えるのは好きだが、いちいち目くじら立てて声高に間違いだと叫ぶのはどうかと思うので、こういうスタンスは好感が持てる。

今度見つけたら買おうかと思う。